「両刃の剣」は、役に立つ面と、危険な面を両方とも持ち合わせているものを表す慣用句です。
読み方
「りょうばつるぎ」
由来
両刃の剣は、実際に両面に刃のある剣が存在したことから、この言葉が生まれました。
意味
「両刃の剣」は、以下のような状況で使われます。
- 役に立つ面と、危険な面を同時に持ち合わせているもの。
- 利益とリスクが表裏一体であるもの。
- 使い方を誤れば、大きな被害を招く可能性があるもの。
例文
- インターネットは、情報収集やコミュニケーションに役立つ一方で、個人情報の漏洩や犯罪に利用される危険もある両刃の剣だ。
- 新しい技術は、社会を大きく発展させる可能性がある一方で、倫理的な問題や環境問題を引き起こす可能性もある両刃の剣だ。
- 人工知能は、医療や介護などの分野で役立つ可能性がある一方で、人間の仕事を奪ってしまう可能性もある両刃の剣だ。
類義語
- 諸刃の剣
- 表裏一体
- 光と影
- 長所と短所
- メリットとデメリット
対義語
- 一石二鳥
- 万能
- 安全
- 無害
- 欠点がない
「両刃の剣」の使い方
「両刃の剣」は、以下のような点に注意して使うと良いでしょう。
- 役立つ面と、危険な面の両方を説明する。
- どのような状況で、どのように使えば危険なのかを具体的に説明する。
- 使用する際は、十分に注意する必要があることを伝える。
例文
- インターネットは、情報収集やコミュニケーションに役立つ一方で、個人情報の漏洩や犯罪に利用される危険もある両刃の剣だ。インターネットを利用する際は、セキュリティ対策をしっかりと行う必要がある。
- 新しい技術は、社会を大きく発展させる可能性がある一方で、倫理的な問題や環境問題を引き起こす可能性もある両刃の剣だ。新しい技術を開発する際は、倫理的な問題や環境問題についても十分に検討する必要がある。
- 人工知能は、医療や介護などの分野で役立つ可能性がある一方で、人間の仕事を奪ってしまう可能性もある両刃の剣だ。人工知能を開発する際は、人間の仕事を奪ってしまう可能性についても十分に検討する必要がある。