「論を待たない」とは、議論や説明を必要としないほど、明らかであるという意味を持つ慣用句です。
読み方
「ろんをまたない」
由来
「論」は、「議論」や「説明」という意味の言葉です。「待つ」は、「必要とする」という意味もあります。
意味
「論を待たない」は、以下のような状況で使われます。
- 誰が見ても明らかな事実である。
- 議論するまでもなく、正しいことが分かる。
- 自明の理である。
例文
- 1+1=2は、論を待たない事実である。
- 彼の罪は、証拠によって明白であり、論を待たない。
- この問題は、常識で考えれば論を待たない答えが出る。
類義語
- 自明
- 明白
- 疑いようがない
- 当然
- 言うまでもない
対義語
- 議論の余地がある
- 不明
- 疑わしい
- 不確実
- 疑問がある
「論を待たない」の使い方
「論を待たない」は、以下のような点に注意して使うと良いでしょう。
- 明らかな事実であることを具体的に説明する。
- 議論する必要がない理由を明確にする。
例文
- 1+1=2は、論を待たない事実である。これは、数学的な証明によって示されている。
- 彼の罪は、証拠によって明白であり、論を待たない。防犯カメラの映像や目撃者の証言など、彼の犯行を裏付ける証拠が揃っている。
- この問題は、常識で考えれば論を待たない答えが出る。子供でも分かるような簡単な問題だ。