「にべもない 」とは、愛想がない、素っ気ない話し方や態度をするという意味の慣用句

「にべもない 」とは、愛想がない、素っ気ない話し方や態度をするという意味の慣用句です。

意味

  1. 愛想がない、素っ気ない話し方や態度をする。
  2. 冷淡で、無情である。
  3. 反応や返答がない。

語源

「にべ」は、ニベ科の魚の鰾(うきぶくろ)を原料にした膠(にかわ)のこと。膠は粘り気が強いことから、「にべ」には粘り気や感情といった意味合いが含まれるようになりました。「にべもない」は、そのような粘り気や感情が全くない様子を表す言葉です。

例文

  • 彼女は、彼に振られてから、にべもない。
  • 店員は、客の質問ににべもなく答えた。
  • 彼は、私の訴えににべもなく耳を傾けようとしなかった。

類義語

  • 愛想がない
  • 素っ気ない
  • 冷淡
  • 無情
  • 無反応
  • 無愛想

対義語

  • 愛想が良い
  • 親切
  • 優しい
  • 温かい
  • 熱心

参考URL:
語源・由来|「にべもない」「しっぺ返し」 | 世田谷自然食品

その他

「にべもない」は、相手に対してマイナスの印象を与える表現です。使う際には、相手との関係性や状況に配慮する必要があります。

例文

  • 店員のにべもない態度に、思わず怒鳴ってしまった。
  • 彼の冷たい対応に、心が傷ついた。

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