「薄氷を踏む」とは、非常に危険な状況に置かれていることを表す慣用句です。
意味
- 非常に危険な状況に置かれていること。
- 失敗すれば取り返しがつかないような状況で、慎重に行動していること。
解説
「薄氷」は、厚さがほとんどなく、すぐに割れてしまう氷のこと。そのような氷の上を歩くことは非常に危険であり、一歩間違えれば、奈落の底に落ちてしまう可能性があります。
例文
- 会社の経営は、今まさに薄氷を踏む状況だ。
- 彼の手術は、成功するかどうか薄氷を踏むようなものだ。
- 彼女は、新しいプロジェクトを成功させるために、薄氷を踏む思いで取り組んでいる。
類義語
- 綱渡り
- 危うい
- 瀬戸際
- 崖っぷち
- 一歩間違えれば
対義語
- 安全
- 安心
- 安定
- 盤石
- 確実
参考URL:
薄氷を履む | 会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
その他
「薄氷を踏む」は、非常に緊張感があり、慎重な行動が求められる状況を表す表現です。
例文
- 彼は、スピーチの前に薄氷を踏むような思いだった。
- 選手たちは、優勝を懸けて薄氷を踏む戦いを繰り広げた。